日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で

日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で

日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で

期待しすぎたなー。

問題意識はわかるが、主張に至る論理展開がいまいち。

筆者の主張である「日本の国語教育は日本の近代文学を読み継がせるのに主眼を置くべきである」が妥当な主張である理由がわからない。
また、たとえ主張が妥当であっても、この論理展開では「主張まずありき」に読めてしまう。
もったいない。

3章くらいまでの筆者の問題意識については、同意できるところも多いんだけどね。

この本の主張をそのまま受け売りしちゃうような人のほうがアレだと思う

権威(笑)の主張をそのまま考えずに受け入れているのは危険だよね。
誘導されてるぞ。

というわけで誘導されてみる

DS文学全集

DS文学全集

銀河鉄道の夜」を読んでからしばらく放置していたが、また読みはじめてみることにした。